シャンプーへの想い
2022/02/03
今は経営が変わったらしいけど大阪の堺市に【ゲコ亭】って食堂があっておっちゃんの作る白飯、が美味いって評判だったと聞きました
おっちゃんの白飯に、対するこだわりはそーとーだったらしく、火加減やその日の気温や湿度からの水分量はもちろん、魚の匂いが付くから魚は触らないとか、米の鮮度が新鮮ではなくなる季節は店を休業するとかのこだわりだったらしいです(知らんけど)
なんでもゲコ亭を開業する時に色んな有名店に食べに行きそこで気づいたのが高級料亭でも旅館でも、白飯の味は大差ないって事に気づいたと聞きました。
美容師になると初めて教えてもらう技術ってシャンプーがほとんどで、そこでみっちりとシャンプーのやり方から力加減、気持ち良くなってもらうための美容師として大切なお客様へどうやって喜んで頂くかって事を学びます
その気持ちをずっと忘れずに覚えておけたら良いのに、次にカラーの塗り方やカットの練習、スタイリストの担当のお客様をシャンプーばっかりやって腰が痛くなったり、手が荒れてきたりしてると初心を見失ってしまう美容師もいる(私がそうでした)
初心を見失ってうわの空でシャンプーやってるとお客様には伝わるし、
それでもお客様は(まぁ、こんなもんかな、、)って通用する場合もあるんだけどそれでいいのかな、、、?
最近初心に戻りシャンプーの大切さを感じています。少しでも気持ちよくなってもらいたい、、シャンプーっていいねー!
って感じていただきたい。
そのために気持ちを込めてシャンプーしています。
だから「気持ちよかったです」と言われると自分でも驚くほどくらい嬉しいし、不快に思わせてしまった場合びっくりするくらいショックを受けています。
それだけ真剣にシャンプーしています。
新人の頃どんなに頑張っても私よりシャンプーの評判の良いスタッフがいました。
私の方が気持ちを込めてる、頑張ってるって思っててもそのスタッフの方が評判よかった。
シャンプーにもセンスや才能があるとは思うけど
高級料亭や旅館と変わらない白飯に行き着いたゲコ亭のおっちゃんの事を思い出し
有名サロンのシャンプーにも負けないシャンプー、「シャンプーの上手い美容師がいる」って噂になるくらいのシャンプーの技術と気持ちをもって今日もシャンプーさせていただきます。
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エミケン